「8年周期ではダメ」 西野監督、2022年カタールW杯での16強進出の必要性を主張

「必ず4年後、選手たちが成し遂げてくれる状態につなげた」

 コロンビア、セネガル、ポーランドという強敵揃いのH組で紆余曲折を経ながら2位で突破。決勝トーナメント1回戦ではFIFAランク3位の強敵ベルギーに一時2点リードを奪ったが、後半アディショナルタイムに失点して逆転負けを喫する衝撃的なベスト16敗退となった。

 日本代表に関わる全ての人々に感謝した西野氏だが、2010年南アフリカ大会以来、3度目の決勝トーナメント進出を果たした日本代表の未来にこう提言している。

「本当に残念ながら途中で帰ることになった。8年周期でベスト16にチャレンジして、このスパンではダメだと思う。次のカタールで突破できる段階にはあると思うので、必ず4年後、選手たちが成し遂げてくれる状態につなげたという成果だけは感じたい。本当にこの場を借りて、たくさんの方にお礼を申し上げなければいけない。選手たちのこれからの活躍と躍進に期待したいと思っています。メディアからも厳しい意見と評価をしてもらったが、それも大いに糧になった。これからも厳しい目で見ていただくことも大事」

 2022年のカタール大会でも決勝トーナメント進出を果たすことが、日本サッカーの国際的な競争力の高さを示すことになると西野監督は力強く主張していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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