変幻自在の魔法をかけるネイマール 闘将も「彼は重大な存在」とうなる

セレソンのエースの美学

 ブラジル代表のドゥンガ監督は14日、2-1の勝利に貢献したコパ・アメリカのチリ大会1次リーグ初戦のペルー戦で1得点1アシストを挙げたFWネイマールを絶賛している。ブラジル地元紙「オグロボ」が報じている。
 闘将は、試合後の記者会見でこう言って賛辞を惜しまなかった。
「ネイマールは疑いの余地がなく決定的だった。だが、ダニエウ・アウベスもまた決定的な仕事をした。ミランダもそういうプレーを見せたし、ダグラス・コスタもゴールを決めた。だが、ネイマールは重大な存在だった。なぜならそのパスを出したのは彼だからだ」
 セレソンは 前半3分、DFダビド・ルイスとGKジェフェルソンの連係ミスから、まさかの先制点を許した。
 だが、同5分にネイマールが輝く。右サイドのダニエウ・アウベスからのクロスに中央へと走り込み、ヘディングで見事な同点弾を叩き込んだ。三冠を達成したバルセロナコンビは絶妙の連係を見せた。
 そして、後半アディショナルタイムには魔法をかけた。ネイマールは左サイドで相手のDF陣を引きつけると、右サイドのMFダグラス・コスタに絶妙なスルーパス。完全フリーだったコスタは落ち着いて決勝点を決めた。
 アイデアあふれる突破を見せるなど、好調だったネイマールは「僕のパートナーがゴールを決めた場合にのみ、そのパスは完璧だったということになる。2点目のパスには意義があった ね」と独特な美学を語った。
 エースの活躍で王国は2007年大会以来の優勝に向け、最高の船出を飾った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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