1得点1アシストのネイマール、2-1の辛勝に「南米での大会はいつもハード」

南米選手権初戦でブラジルを勝利に導いたネイマール

 ブラジル代表FWネイマール(バルセロナ)が14日(日本時間15日)、南米選手権(チリ)1次リーグのペルー戦で1得点1アシストの活躍で2-1の勝利に貢献した。

 セレソンはネイマールの活躍で窮地を脱出した。前半3分、守備陣の乱れを突かれ、クエバにまさかの先制点を許した。だが、2分後にエースが力を証明した。右サイドのダニエル・アウベスのクロスに走り込み、完全にフリーの状態からヘディングシュート。今季3冠を達成したバルセロナコンビで見事な同点弾を叩き込んだ。

 そして、後半アディショナルタイムにも輝いた。ネイマールは左サイドで相手のDF陣を引きつけると、右サイドのMFダグラス・コスタに魔法のようなスルーパス。これをコスタは落ち着いて決め、辛くも勝利を引き寄せた。

 スペイン地元紙「マルカ」は「ネイマールは後半も魔術を使い続けた」と絶賛。また、ESPNはネイマールの「厳しい試合になることは予想していた。特に南米で行われている大会はいつもハードだ。僕たちはいい試合をできると信じていた。初戦で勝つことは重要だ」というコメントを伝えている。

 17日には強敵コロンビアと激突する。初戦ベネズエラ戦でまさかの0-1で惜敗した手負いの難敵相手に、絶好調のネイマールを擁するブラジルが連勝を目指す。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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