「私は完全に除外していい」 ドイツ代表レーブ監督、“ジダン後任”の可能性を完全否定
ペレス会長の念願は叶わず、次期監督人事は難航する気配
ジネディーヌ・ジダン監督が電撃辞任したレアル・マドリードは、後任にドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督が挙がっていたが、本人が完全否定した。2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)を制したドイツ人指揮官のレアル監督就任は事実上消滅したと、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」英国版が報じている。
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ジダン監督は2016年に就任すると、前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成するなど、指揮官としても結果を残したが、惜しまれながらも退任を決断した。
スペインメディアなどがレアルがドイツの名将に就任を打診したと報じられていたが、敏腕として知られるフロレンティーノ・ペレス会長をもってしても交渉は実を結ばなかったようだ。
記事によれば、レアルの監督就任について質問を受けたレーブ監督は、「私に関しては完全に除外してもいい。個人的には問題ではない。今はW杯に集中している。レアル・マドリードは間違いなく良い代役を見つけるだろう」と語ったという。
ペレス会長は、過去にもレーブ監督の招聘に動いてきた。レアルの中盤でタクトを振るうMFトニ・クロースがドイツ代表でも中核を担っており、前回ドイツをW杯王者に導いた指揮官はレアルの次期監督に適任かと思われたが、本人は、全く乗り気ではない様子だ。
ジダン監督の後任には、トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督、アーセナルを退任したアーセン・ベンゲル監督、チェルシーのアントニオ・コンテ監督らの名前が浮上している。レアルの監督人事は、まだまだ難航しそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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