史上5位の高額移籍が実現か? セルビアの新鋭、“150億円超”でビッグクラブ行き浮上

今夏のビッグクラブ行きが噂されるラツィオのミリンコビッチ=サビッチ【写真:Getty Images】
今夏のビッグクラブ行きが噂されるラツィオのミリンコビッチ=サビッチ【写真:Getty Images】

ラツィオのMFミリンコビッチ=サビッチ、ユベントスとユナイテッドが獲得画策

 インフレが止まらない欧州サッカーの移籍市場だが、ラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが1億2000万ユーロ(約153億円)という史上5位の高額移籍を果たす可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

【PR】ABEMAでプレミアリーグ生中継!三笘所属ブライトンや遠藤所属リヴァプールなど厳選試合を無料生中継!

 王者ユベントスが獲得を狙っているのはラツィオで頭角を表した23歳の司令塔だ。今季リーグ戦12得点4アシストと活躍し、マンチェスター・ユナイテッドも移籍先候補に挙がっている。

 年俸は180万ユーロ(約2億2000万円)と決して高くなく、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は至宝放出に日本円にして153億円を要求しているという。

「我々の論争、ミリンコビッチ。これは最高のビジネスか」と特集したガゼッタ・デロ・スポルト紙では、「イタリアではユベントスだけが獲得できるが、他の国に移籍してしまうリスクもある」と報じている。

 これまでの移籍金最高額は昨年バルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したブラジル代表FWネイマールで移籍金は2億2200万ユーロ(約290億円)。2位は昨年モナコからPSGに移籍したフランス代表FWキリアン・ムバッペの1億8000万ユーロ(約229億円)。3位は今年リバプールからバルセロナに1億6000万ユーロ(約204億円)で移籍したブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョ。4位が昨年ドルトムントからバルセロナに移籍したフランス代表FWウスマン・デンベレの1億4500万ユーロ(約184億円)となっている。

 ラツィオの要求額でディールが成立すれば、2016年にユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したフランス代表MFポール・ポグバの1億1000万ユーロ(約140億円)を超え、史上5位のメガディールとなる。

 高騰が止まらない移籍市場で、セルビアの新鋭は1億ユーロ越えの仲間入りを果たすのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング