「エラーの代償」「失点癖の懸念材料」 西野Jがガーナ戦で露呈した課題を英誌指摘

日本代表がガーナ戦で露呈した課題を英メディアが指摘している【写真:AP】
日本代表がガーナ戦で露呈した課題を英メディアが指摘している【写真:AP】

W杯に向けたホームの壮行試合で0-2完敗 「想定通りにいかなかった」

 日本代表は30日の国際親善試合ガーナ戦で0-2の敗戦を喫した。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」では、ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けた国内最終戦となった壮行試合での敗戦は、日本にとって「想定通りにいかなかった」と指摘している。

 日本は千葉県内での直前合宿でテストした3バックシステムを導入した。主将のMF長谷部誠が中央に入り、DF吉田麻也とDF槙野智章が両脇を固めた。前線ではFW大迫勇也が1トップに入り、MF本田圭佑とMF宇佐美貴史が2シャドーに入る3-4-2-1システムでスタートした。

 だが、攻守に完成度の低さを露呈し、敗戦となった。「ワールドカップ壮行試合で、ホスト国がエラーの代償を支払う」との見出しで報じられた記事では、「想定通りにいかなかった」と指摘されている。

 さらに「この試合はセネガルとグループHで対決する日本にとっては、その準備と喧伝されていたが、6月19日に始まる本大会での戦いを前にしたホーム最終戦で、失点癖からコーチのアキラ・ニシノに懸念材料を与えることになったようだ」と分析している。

「ブラックスターズはリードを守ることをさほど苦にしなかった。スイスとパラグアイ相手のワールドカップ前哨戦で、日本が向上することを期待するばかりとなった」

 不安定な守備、そして決定力不足を露呈した日本に対し、英メディアは残された課題を見逃さなかった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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