ミラン、イブラ獲得資金を捻出へ アディダス社が後押しか

エース奪還の鍵となる存在

 パリ・サンジェルマン(PSG)のFWズラタン・イブラヒモビッチ獲得に動くACミランは、スポンサー契約を結ぶアディダス社から補強費の提供を受ける可能性が浮上した。地元紙「トゥット・スポルト」が報じている。
 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、PSGとクラブ間交渉に突入したという。イブラヒモビッチには年俸650万ユーロ(9億円)の3年契約をすでに提示したと報じられている。そこでミランは、2012年に売却したエース奪回に向けて資金援助を受けるという。
 スウェーデン代表FWは今季開幕前、ナイキ社との契約が満了を迎えた。ミランのスポンサーを務めるアディダス社は、そのイブラと個人契約を結ぶべく、ミラン移籍をひそかに後押し。そのために資金を援助する可能性が報じられている。
 
 FCポルトでポルトガルリーグ得点王に輝いたコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスとも合意間近と報じられている。ミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長は、持ち株会社の株式48%をタイ人富豪ビー・タエチャウボル氏に売却。さらに、イブラ資金を手にしたミランは積極補強を展開している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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