世界王者撃破で米サッカーの成長に期待 指揮官「さらなる関心が集まる」

世界王者を破る大金星

 昨年のブラジル・ワールドカップ(W杯)でベスト16に進出したアメリカは、現地時間10日、国際親善試合で世界王者ドイツと対戦し、先制されながらも2-1で逆転勝利を収めた。アメリカ代表を率いる元ドイツ代表FWのユルゲン・クリンスマン監督が試合後、喜びをあらわにした。米メディア「ESPN」が報じている。
 前半12分、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェにゴールを奪われ、先制を許したアメリカ。だが、MFミッケル・ディスケルドの得点で前半のうちに試合を振り出しに戻す。
 そして、後半42分に途中出場のMFボビー・ウッドが、強烈な左足のシュートでネットを 揺らし、これが決勝点となった。現世界王者のドイツを下す大金星を挙げた。
 クリンスマン監督はドイツ公共放送「ARD」のインタビューに対し、「この試合は見ていて楽しみもあった。終わり方も素晴らしく、良いゲームだった」と語り、試合を振り返った。
「選手たちはドレッシングルームでとてもハッピーな様子だった。我々は完全に勝利に値した。この成功によって、アメリカではフットボール(サッカー)にさらなる関心が集まるだろう」

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