元Jリーガーのウタカ、デンマーク2部クラブを一年で退団も感謝の声 「立派な勝者」

FC東京退団後に加入したデンマーク2部のヴェイレBKを、一年で退団することになったピーター・ウタカ【写真:Getty Images】
FC東京退団後に加入したデンマーク2部のヴェイレBKを、一年で退団することになったピーター・ウタカ【写真:Getty Images】

FC東京退団後にヴェイレBKに加入し、チームの1部昇格を陰ながら後押し

 昨季までJリーグでプレーしていた元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカが、今季加入したデンマーク2部ヴェイレBKを退団することが明らかとなった。デンマークのサッカー専門サイト「TIPSBLADET」が報じている。

 ピーター・ウタカは2015年、中国の北京国安からJ1清水エスパルスへ加入。J挑戦1年目にして攻撃の軸を担い、9ゴールを挙げる活躍を見せた。翌年に期限付き移籍したサンフレッチェ広島で19ゴールと爆発してヴィッセル神戸FWレアンドロとともにJ1得点王に輝くと、昨季はFC東京でプレーして8得点という成績を残した。

 2016-17シーズン終了後にFC東京への期限付き移籍期間が満了となり、広島も契約を更新せず。今季はデンマーク2部のヴェイレBKに加入したが、6試合の出場にとどまり、ノーゴールに終わった。

 記事では「ウタカにとっては成功体験とは言い難い時間だった」と指摘しながらも、チームのテクニカルマネージャーを務めるヤコブ・クルーガー氏のコメントを紹介している。

「ウタカの存在は短期的な問題解決の手助けになると分かっていた。想像していたような結果は残せなかったことになるが、昇格を掴み取ったチームをピッチ外からサポートした。彼も立派な勝者だ」

 日本でもその愛嬌の良さから、ファンや選手からも人気者だったウタカ。次なる新天地はどこになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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