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チェルシー、クルトワ狙うレアルのオファーを一蹴 139億円を要求
レアルの本命はクルトワだった?
プレミア王者チェルシーにはGKティボー・クルトワを手放す気は微塵もないようだ。英地元紙「テレグラフ」が、レアル・マドリーから届いたこのベルギー代表獲得オファーを固辞していたと報じている。
レアルは退団が噂されるイケル・カシジャスの後継者足りうる存在として、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア獲得に動いている。来週の代表戦後に移籍が発表される可能性があるようだ。
しかし、記事によればレアルのGK人事におけるファーストチョイスはクルトワだったようだ。今季、アトレチコ・マドリードへの期限付き移籍からチェルシーに復帰した同選手は、名手ペトル・チェフからポジションを奪い、クラブの2冠(リーグ、リーグカップ)達成に大きく貢献した。
一方のチェルシーはレアルから提示された移籍金3700万ポンド(約70億円)という申し出を一蹴。およそ倍額の7300万ポンド(約139億円)を要求したと伝えられている。仮にこれが実現していれば2013年にFWギャレス・ベイル(当時トットナム)獲得に費やした1億ユーロ(約139億円)に並ぶ高額移籍となっていた。
23歳にしてリーガ・エスパニョーラ、プレミアリーグと欧州トップレベルでのリーグ制覇を経験するクルトワ。レアルからのオファーを拒否したことは、クラブから選手への絶大な信頼の証だろう。来季もこの若き守護神がチェルシーのゴールマウスに君臨することになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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