マンUデパイのプレースタイル、似ているのはロッベンではなく…

デパイは「クリスティアーノ・ロナウドと共通点がある」

 マンチェスター・ユナイテッドに加入したFWメンフィス・デパイのプレースタイルが、レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドに似ているとの見方を英地元紙「デイリー・ミラー」が伝えている。

 デパイはPSVで今季リーグ戦22得点を挙げ、オランダ1部で得点王に輝いた。その功績が認められ、数多くのビッグクラブから関心を寄せられる中、マンUへの移籍を果たした。

 サッカー国際ジャーナリストを務めるティス・スレガー氏は、マンU公式番組のインタビューで、デパイの特徴について言及したという。

「彼がロッベンに似ているという意見には賛同できない。ロッベンのドリブルは左から右に切り返す俊敏さを武器としているが、デパイのそれはよりゴールに向かうパワーが備わっている。その意味で、彼はクリスティアーノ・ロナウドと共通点がある。もちろん、現段階ではまだまだロナウドに比べ劣るが、同じマンUというクラブで同じ成長を遂げる可能性は大いにある」

 同氏はそう話し、オランダ人ドリブラーであることから、デパイは度々ロッベンの後継者として名前が挙がっているが、プレースタイルはよりロナウドに近いことを強調している。

 デパイは今季欧州最多となる7本ものフリーキックをゴールに叩き込んでいることもあり、セットプレーを武器とするロナウドに重なる部分が多く見受けられる。

 マンUに加入したデパイは、バロンドールを獲得し世界最高の座をつかんだロナウドと同じ道を歩むことができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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