アーセナルのサンチェスが語る、加入1年目の甘さと苦さ

来季の躍進を誓うドリブラー

 アーセナルのチリ代表FWアレクセス・サンチェスが、リーグ3位に終わった今季を振り返り、「落胆している」と語ったと、英国営放送「BBC」が報じている。
 今季バルセロナから3500万ポンド(64億円)の移籍金で加入したドリブラーは、今季リーグ5位となる16得点を挙げる活躍を見せた。後半戦に蓄積疲労で一時コンディションを崩したが、ガナーズの3位とFAカップ連覇に貢献した。しかし、古巣バルセロナの3冠も影響してか、サンチェスは満足できなかったという。
「僕はUEFAチャンピオンズリーグのファイナル進出か、リーグ優勝を果たしたかった。このチームには山ほど技 術の高い選手がいる。これ以上の達成をできなかったことは落胆だ。OKなシーズンと言えるけれど、甘さと苦さがある」
 ガナーズ移籍1年目をこう総括したが、個人的には覚醒の一年だったと言葉にした。
「個人のフットボール人生で突き抜けることができた1年だった。今ポジションを左に移して、ゴールも、パスもできる。進化しているんだ。もしも、センターフォワードでも最大限いいプレーはできるけどね」
 プレースタイルの変化に自信を深めたサンチェスは、来季こそロンドンの名門にプレミア優勝をタイトルをもたらす覚悟でいるようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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