JFA、W杯予選日本戦で暴力行為のファン2名処分 「悪質なもの」…無期限の入場禁止も

JFAは22日、2017年8月31日に行われたW杯アジア最終予選の日本対オーストラリア戦で、暴力行為を働いたファン2名に対する処分を発表した【写真:Getty Images】
JFAは22日、2017年8月31日に行われたW杯アジア最終予選の日本対オーストラリア戦で、暴力行為を働いたファン2名に対する処分を発表した【写真:Getty Images】

17年8月31日の日本対オーストラリア戦でファン2名が暴力行為、JFAが処分決定

 日本サッカー協会(JFA)は22日、2017年8月31日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本対オーストラリア戦で、暴力行為を働いたファン2名に対する処分を発表した。「明らかに違反する悪質なもの」と記し、「セキュリティ体制強化やさらなる観戦ルールの周知徹底をしていく」としている。

 日本対オーストラリア戦のなか、北サイドスタンドで観戦していたファン2名が暴力行為を働き、JFAは「今回の行為は『観戦ルール/マナー』および『試合運営管理規定』に明らかに違反する悪質なもの」と判断し、処分を決定した。

 JFAは二つの処分内容を発表している。「警備スタッフに対する暴力行為により深刻な怪我を負わせた」という行為に対しては、「日本サッカー協会主催試合への無期限の入場禁止」を課した。また「警備スタッフに対する威嚇行為及び暴力行為」に対しては、「2018年5月30日から2018年10月16日までに実施される日本サッカー協会主催試合(日本代表戦5試合を含む)への入場禁止」となった。

 こうした事態を受けてJFAは「公益財団法人日本サッカー協会としては、誰もが安全に試合観戦のできる環境を提供することが責務であり、この度の違反行為を受け、セキュリティ体制強化やさらなる観戦ルールの周知徹底をしていく所存です」と声明を発表している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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