「模範的インテリジェンス」「分断するくさび」 DFB杯決勝の長谷部を独紙絶賛!

DFB杯決勝、長谷部の活躍を独紙が絶賛【写真:Getty Images】
DFB杯決勝、長谷部の活躍を独紙が絶賛【写真:Getty Images】

守備的MFとしてフル出場、フランクフルトの20年ぶり5回目の優勝に貢献

 日本代表MF長谷部誠とMF鎌田大地の所属するフランクフルトは、現地時間19日に行われたDFBポカール決勝でリーグ王者のバイエルン・ミュンヘンと対戦。クロアチア代表FWアンテ・レビッチの2得点などで3-1と勝利し、20年ぶり5回目の優勝を果たした。守備的MFとして先発フル出場した長谷部は、現地メディアから「模範的なインテリジェンスを示した」「ミュンヘンのコンビネーションを分断するくさびになった」などと絶賛された。

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 フランクフルトは前半11分にレビッチのゴールで先制する。後半8分にはポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに同点ゴールを許したが、後半37分に再びレビッチが決めて勝ち越し。アディショナルタイムにはMFミヤト・ガチノビッチがダメ押しした。

 フル出場の長谷部は、守備的MFとして1988年以来20年ぶりのDFBポカール制覇の立役者の一人となった。ドイツ地元紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」の選手評価でも、「スピード不足を補うにはどうすればいいのかという模範的なインテリジェンスを示した」と絶賛されている。

 守備での貢献の高さもお墨付きで、「ミュンヘンの機械のようなコンビネーションを分断するくさびになった」と記された。リーグ6連覇王者の攻撃を1得点に抑える重要な役割と評価された。

 後半24分にはMFコランタン・トリッソの決定機に体を張った守備を見せて失点を防ぐなど、優勝に貢献した長谷部。リーグ戦は出場停止で約1カ月ぶりの出場となったが、しっかりと存在感をアピールした。

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