横浜FM中澤が明かすハイライン戦術の“変化” 伝統の堅守との融合を図るための鍵は?

「規律を守りながら柔軟にプレーしていいと言い始めている」

 アタッキングフットボールを浸透させるべく、アンジェ・ポステコグルー監督はこれまで厳しい規律を課してきたが、徐々に選手たちに柔軟性を求め始めたという。

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「監督のなかである程度土台ができてきたのかな、と。最初はあれをやれ、これをやれと堅い感じでしたけど、今はオフェンスもディフェンスも、規律を守りながら柔軟にプレーしていいと言い始めている。もちろん、自由にやるということは選手にも責任が伴いますけどね」

 横浜FM伝統の堅守と、ポステコグルー監督のアタッキングフットボールをより融合させることで、さらなる進化が遂げられると中澤は語る。

「ペナルティーエリアの守備は、今は監督のルールの下でやっていますけど、柔軟にやってもいいんじゃないかということで、これまでのF・マリノスのやり方をミックスしていければ、良い形の守備になれると思う。オフェンスは監督が求めるもの、ディフェンスは今までのF・マリノスのやり方でできればいいかなと」

 前半戦は4勝5分6敗で暫定12位。23得点とリーグトップクラスの攻撃力を示した一方で、守備は24失点と下位に低迷した。中断期間でどこまで選手と監督のイメージをすり合わせることができるか。オリジナル10クラブの巻き返しに期待したい。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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