香川の起用法にも影響 ドルトムントのシュテーガー監督が今季限りの退任を明言
シーズン途中に監督の座に就き、CL出場権獲得に導く
MF香川真司が所属するドルトムントのペーター・シュテーガー監督が、現地時間12日のブンデスリーガ最終節のホッフェンハイム戦(1-3)終了後に今季限りで退任することを発表した。シーズン途中からチームの指揮を執り、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に導いた。
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3位で最終節を迎えたドルトムントは、リーグ最終節で4位ホッフェンハイムと敵地で対戦。1-3で敗れ、順位を逆転されてシーズン終了を迎えた。5位レバークーゼンにも勝点で並ばれたものの、得失点差でわずかに上回り4位でCLの出場権を確保した。
シュテーガー監督は昨年12月に成績不振で解任されたペーター・ボス前監督の後を受けて就任。8試合勝利なし(3分5敗)という泥沼のチームを引き継ぎ、一時8位まで順位を落としいたところから立て直しに成功していた。
ホッフェンハイム戦後の会見でシュテーガー監督は、「この試合がBVBでの最後の公式戦だった」とコメント。ミヒャエル・ツォルクSD、ハンス=ヨアヒム・ヴァッケCEOとの話し合い末に今季限りでの退任が決まったという。
52歳のオーストリア人指揮官は、CL出場権獲得を置き土産にチームを去る。「最も重要な目標を達成できて嬉しい」と語った。
後任にはニースのルシアン・ファヴレ監督招聘が噂されている。MF香川の起用法にも影響を及ぼす監督人事だけに注目を集める。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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