アーセナル守護神の喫煙写真が流出 去就にも影響か

今年1月にも喫煙疑惑で380万円の罰金

 アーセナルのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが、2016年欧州選手権予選グルジア戦を控え、母国で喫煙している写真が流出して物議を醸している。英地元紙「デイリー・ミラー」は「アーセナルのヴォイチェフ・スチェスニーが再び喫煙現場を目撃され、将来が不安に」と報じている。
 シュチェフニーは、今年1月のサウサンプトン戦で0-2と敗戦後、スタジアムのシャワー室で喫煙していた容疑が持ち上がり、2万ポンド(約380万円)の罰金を支払ったとされていた。この試合を契機に、リーグ戦では正守護神の座をコロンビア代表GKダビド・オスピナに奪われた。 優勝したFAカップではゴールマウスを守り、名誉挽回したかに見えた25歳のGKは、ワルシャワ市内でハットをかぶり、たばこをくゆらせているところをカメラで撮影されてしまった。
 かつて喫煙者だったことからアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、アスリートの喫煙に関して、ある程度擁護しながらも、社会的な模範であるべきプロフットボーラーの姿としては不適切という見解を示している。FAカップ2連覇に貢献したシュチェスニーだが、アーセナルはチェルシーのチェコ代表GKペトル・チェフ獲得など、GK補強の可能性も高まっている。今回の写真流出で、去就問題に発展してしまうのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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