レアルがレバンドフスキとの交渉を打ち切り 超大物ネイマール獲得への“布石”か
代理人がレアルと会談の場を持つも、交渉を打ち切られて移籍は完全消滅と報道
バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは、レアル・マドリード行きが噂されていたが、交渉決裂に終わったようだ。衛星放送局「スカイ・スポーツ」ドイツ版が報じている。
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レアルとレバドフスキの代理人は、移籍の実現に向けて話し合いの場を持っていたものの、レアル側からその交渉を打ち切ったという。これにより、レバンドフスキのレアル行きは完全に消滅したと報じられている。
レバンドフスキは2014年夏、ドルトムントとの契約満了に伴いドイツ国内のライバルである王者バイエルンへ移籍。2年連続リーグ戦30得点をクリアするなどゴールを量産し、今や「世界ナンバーワンのセンターフォワード」という呼び声もあるほどの選手になった。
キャリア最盛期を迎えている29歳は、バイエルンと2021年まで契約を残している。さらに、クラブのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOはレバンドフスキを“非売品”だと宣言しており、獲得する場合は超高額の移籍金と粘り強いクラブ間交渉が必要だと予想されてきた。
しかし、レアルの撤退によりレバンドフスキはバイエルン残留が極めて濃厚となった。レアルは今夏に3億ユーロ(約390億円)級の予算を必要とするパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールの獲得に乗り出すとも目されており、その影響もあるのかもしれない。
6月に開幕するロシア・ワールドカップでは、ポーランドのエースとして日本代表の前に立ちはだかることになるレバンドフスキ。その去就は大舞台を前に明確なものとなったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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