パチューカで日本人の成功例となった本田、クラブは第二の本田圭佑探しへ

　日本代表FW本田圭佑は今季限りでパチューカ退団が決定的と見られているなか、クラブは日本人アタッカーの後釜を探しているという。日本のサッカー市場に目を向けて「ニュー本田」となり得る存在をリサーチしているようだ。メキシコメディア「CRITERIO HIDALGO」は「どの日本人選手がパチューカの新たなスターになるのか」と注目を寄せている。

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　本田は昨夏、イタリアの名門ACミランからパチューカに移籍。シーズン序盤こそ怪我の影響で出遅れ、前期リーグはリーグ戦12試合3ゴールに止まった。しかし後期リーグは鬱憤を晴らすかのように大爆発し、17試合で7得点7アシストと出色のパフォーマンスを披露。最終的に前後期リーグ戦計29試合で10ゴール7アシスト、国内カップ戦5試合で3ゴール1アシストの結果を残した。

　そんな本田に働きぶりについて同記事では「ケイスケ・ホンダは、パチューカが予想していた以上の最高の補強であったことは疑いようがない」と評価。さらに「この日本人はメキシコリーグの中で最も優れた選手の一人だった」と最大級の賛辞を贈っている。

　だが本田は1シーズン限りでの退団が迫っており、「パチューカはホンダの代わりを探している」と報じている。アジアに目を向けるなか、とりわけ日本のサッカー市場に興味を示しているという。「パチューカが“ニュー・ホンダ”を探すと明らかにした。どの日本人選手がパチューカの新たなスターになるのか」と現地メディアも関心を寄せているようだ。

　記事によれば「クラブ側は、ホンダが自ら何人かの選手を推薦したと明かした」としている。メキシコで本田は成功例として大きなインパクトを残しており、“第二のホンダ”探しがこれから本格化しそうだ。