主力温存のレアル、先発8人変更でセビージャに2-3敗戦 ジダン監督「後悔はない」
ターンオーバー策でチーム力低下の指摘にも「みんな有能な選手たち」と反論
レアル・マドリードは現地時間9日に、リーガ・エスパニョーラのセビージャ戦に臨み、スタメン8人を入れ替えるターンオーバーを採用して主力を温存し、2-3で敗れた。ジネディーヌ・ジダン監督は、「ラインナップに後悔はない」と試合を振り返っている。
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UEFAチャンピオンズリーグで今月26日の決勝に駒を進めているレアルは、負傷のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやウェールズ代表FWギャレス・ベイル、クロアチア代表MFルカ・モドリッチらを温存して、敵地での一戦に臨んだ。
しかし、前半26分のFWウィサム・ベン・イェデルの先制ゴールや、DFセルヒオ・ラモスのオウンゴールなどで3失点。後半に2点を返したものの、2-3で敗れた。後半アディショナルタイムに得点を決めたラモスだが、その前にPKを失敗していた。
ジダン監督は試合後、「後悔はない」と選手起用に問題はなかったと主張している。
「このチームでも簡単に勝てると思っていた。ラインナップに後悔はない。良いプレーができなかったことは残念だが、彼らを非難することはない。彼らはできることを全てやった。後半には2点を取った」
ロナウドという得点源の不在、ゲームメーカーのモドリッチやドイツ代表MFトニ・クロース不在で攻撃は手詰まりとなった。選手の入れ替えでチーム力の低下は明らかになったのでは、と問われたジダン監督だが「全くない。私の選手たちは皆、有能な選手たちだ」とコメント。主力を温存したが、代わりの選手たちを自信を持って送り出したと強調していた。
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