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ポルトガルが誇る“魔術師”の超絶美技が炸裂 「ラボーナ・キング」「完璧」と海外称賛
ベジクタシュのクアレスマがショートコーナーからラボーナでゴールを演出
トルコ1部リーグのベジクタシュは、現地時間7日のリーグ第32節カイセリスポル戦で2-0と勝利した。この試合で先制点を演出したのが、ポルトガル代表MFリカルド・クアレスマだ。“アウトサイドの魔術師”と呼ばれる男が、見る者を魅了する“ラボーナクロス”を決めて話題となっている。
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0-0で迎えた前半31分だった。左コーナーキックを得たベジクタシュはショートコーナーを選択。クアレスマはコーナー方面に駆け寄り、キッカーの元ブラジル代表DFアドリアーノからボールを受ける。次の瞬間、超絶テクニックを披露した。
右足アウトサイドでゴールライン際にボールを流すと、そのまま反転して左足を軸足とし、後方に右足を通してボールをキックする“ラボーナ”でゴール前にクロスを供給。ボールは綺麗な弧を描いてファーサイドに向かい、最後はセルビア代表DFドゥシュコ・トシッチが頭で合わせて先制ゴールとなった。
対峙したカイセリスポルのポルトガル人DFチアゴ・ロペスも、“ラボーナクロス”は予期できず、半身になってコースから体を逸らせてしまっている。海外紙もクアレスマのテクニックを称賛している。
「クアレスマの魔法。コーナーからのラボーナは完璧な軌道だった」(イタリア紙『il Giornale』)
「ラボーナ・キング」(スペイン紙『AS』)
「壮大なラボーナで驚かせる」(イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』)
「クアレスマはあなたを夢中にする」(ポルトガル紙『レコルド』)
クアレスマは「トリベラ」と呼ばれるアウトサイドキックを伝家の宝刀とし、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも認めるサイドアタッカーだが、ラボーナでも選択肢にあることをプレーで実証した。