レスターが野戦病院化、岡崎ら主力10人が欠場へ 監督が“自分起用”の苦悩ジョーク

岡崎をはじめ主力10選手が負傷と出場停止で欠場する可能性が浮上【写真:Getty Images】
岡崎をはじめ主力10選手が負傷と出場停止で欠場する可能性が浮上【写真:Getty Images】

負傷者と出場停止で深刻な人材難、ピュエル監督は「サプライズがある」と予告

 FW岡崎慎司の所属するレスター・シティが、まさに野戦病院と化している。5日にウェストハムとのゲームを控えるなか、岡崎ら主力10選手が負傷と出場停止で欠場する可能性が浮上し、クロード・ピュエル監督も頭を悩ませている。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。

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 とりわけ深刻な人材難に陥っているのがサイドバックの人材だ。現状、これまでのレギュラークラスで起用可能なのは左サイドの元オーストリア代表DFクリスティアン・フクスのみ。ダニー・シンプソン(鼠径部)、ベン・チルウェル(足首)、ダニエル・アマーティ(ハムストリング)がいずれも負傷で戦線を離れている。

 直近の2試合ではマルチロールのMFマーク・オルブライトンを急きょ右サイドバックで起用していたが、前節退場処分を受けて出場停止処分を受けた。ここぞという時のピンチヒッターが使えない。

 このピンチにピュエル監督は前日会見で「現役時代に私は右サイドバックでプレーしたことがあるよ」と、まるで自分がピッチに立つといわんばかりのジョークを飛ばした。選手起用について「明日はサプライズがあるだろう」と語っている。

 中盤センターも悲惨な状況だ。ナイジェリ代表MFエルフレッド・エンディディが前節のクリスタル・パレス戦でハムストリングを負傷して離脱。MFマッティ・ジェームズはすでにアキレス腱の手術を受けて今季絶望となっている。ハムストリングを痛めていたMFビセンテ・イボーラはトレーニングに復帰したが、ウェストハム戦に出場できるかはまだ定かではない。

 そしていずれも足首を負傷している岡崎とDFロベルト・フート、守護神のGKカスパー・シュマイケルの三人も欠場の見込みだ。

 ピュエル監督は今季限りで解任されるとの噂も浮上しており、残り試合で現在の9位から一つでも順位を上げて首脳陣にアピールしたいところだ。チームはベストメンバーからは程遠い状況だが、残留争いの渦中にいるウェストハム相手に勝利を収めることはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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