「度胸が足りなかった」 ドルトムント幹部、香川の芸術弾も霞む3戦連続ドローに苦言

フライブルクと本拠地で2-2ドロー、不甲斐ない試合内容をツォルクSDが嘆く

 ドルトムントは現地時間27日に行われたブンデスリーガ第20節で、フライブルクと本拠地で対戦。日本代表MF香川真司の右足ボレーシュートで幸先良く先制しながらも、逆転を許すなど結果的には2-2の引き分けに終わった。クラブのミヒャエル・ツォルクSDは3試合連続ドローと足踏みが続くチームに、「度胸が足りなかった」と喝を入れた。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 前半9分にこぼれ球に反応した香川が、ペナルティーエリア内で豪快にボレーシュートを叩き込んでドルトムントは先制に成功した。しかし、同21分には右サイドを崩され、クロスからFWニルス・ペーターゼンにゴールを許して同点。後半23分にはトルコ代表MFヌリ・シャヒンのバックパスを奪ったペーターゼンに、約35メートルの位置からロングループを決められ逆転された。

 後半アディショナルタイム3分に、DFジェレミー・トルヤンがこぼれ球を押し込んで引き分けに持ち込んだが、2018年に入ってからリーグ後半戦はこれで3試合連続ドロー。香川の2試合連続ゴールも霞む試合内容で、勝ち点3獲得には結びつかなかった。

 試合後、ツォルクSDは「今日のパフォーマンスから示すものは何もなかった」と試合内容を酷評している。「得点して1-0になったところまでは素晴らしいプレーをした。全ては突然だった。次第に悪くなり始めた。私には説明できないよ」と、香川のゴール後からまるで別のチームのように流れが変わっと指摘した。

 

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