本田圭佑がセリエA「冬の失敗補強10人」に選出 伊メディア「期待は高かったが…」

過去20年の冬の移籍市場で獲得した選手が対象 アンリ、バティら大物と並ぶ

 パチューカFW本田圭佑は、2014年1月にCSKAモスクワから移籍金ゼロでACミランに移籍。3年半プレーし、今季からメキシコリーグに移籍した。今冬の移籍市場が活発な動きを見せるなか、イタリアメディアではセリエA過去20年間の冬のマーケットでの「失敗補強ワースト10」を特集。ミラン栄光の「10番」を託された本田が、不名誉な選出となった。

「移籍市場20年、失敗した10人:シャチリとドゥンビアが最新の失望」と特集したのは、イタリアサッカー専門メディア「トゥットメルカート・ウェブ」だった。

 過去20年間の1月の移籍市場で、セリエAクラブが獲得し失敗した10人の中で、真っ先に選出されたのはアーセナルで「キング」と称えられる男だった。

 元フランス代表FWティエリ・アンリは1999年1月にモナコからユベントスに加入したが、「不慣れなウイングのポジションで6カ月しか持たなかった」とされている。半年後にアーセナルへ移籍し、プレミアリーグ史上に残るスコアラーとして君臨した。

 同じフランス人選手では、2013年に上海申花からユベントスに加入した元フランス代表FWニコラ・アネルカも2試合無得点で、「彼もまた失望に終わった」と落第評価を下されている。

 そして、本田は2000年1月にアトレチコ・マドリードからミランに加入した元スペイン代表FWホセ・マリとともに、赤と黒の名門の失敗補強とされている。

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