ヘント久保が鮮やか左足シュートでゴールも… 敵地オーステン戦3-4敗戦、優勝は厳しい状況に

 

久保は左のシャドーでスタメン出場、ヘントが先制するも…

 日本代表FW久保裕也が所属のヘントは、ベルギーリーグ優勝プレーオフ第7節の敵地オーステン戦に3-4で敗れた。久保はスタメン出場すると、2点ビハインドの後半35分に鮮やかな左足シュートを決めたが、わずかに及ばなかった。この結果、ヘントの優勝はかなり厳しい状況になった。

 複数のシステムを併用するヘントは、この日は3バックシステムを選択。久保は左のシャドーに入り、スタメンのピッチに立った。そして、最初にスコアを動かしたのはヘントだった。前半13分、左サイドのMFサイフにボールを展開すると、中央には久保とFWクリバリーが詰めた。ここでサイフが上げたボールは完全なクロスミスに思われたが、それがそのままGKの頭上を越えてゴールへ。ややラッキーな形でヘントが先制に成功した。

 しかし、ヘントはミスからリードを手放してしまう。同24分、GKカリニッチが近くの味方にボールを渡したところからのビルドアップであっさりボールを奪われると大ピンチを迎えた。相手FWとの1対1はカリニッチがシュートを体に当てたが、ゴール方向に転がるボールをクリアしようとしたヘントDFのキックは、あろうことかゴール前の相手正面へ。MFシアニに難なく押し込まれ、1-1の同点に追いつかれてしまう。

 ハーフタイムを挟んだ後半、ヘントは再びスコアを動かした。後半11分、ゴール前中央の約20メートルでFKを得ると、キッカーはFWミリチェビッチ。右足でファーサイドに巻いて狙ったシュートは相手GKの逆を突いてネットを揺らした。このゴールでヘントが2-1とリードを奪った。

 

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