浦和監督がACL日韓対決を前に“堅守崩壊説”を一蹴 公式戦3戦6失点も「良い部分は出せている」

昨季ACL16強でPK負けを喫した因縁のFCソウルと激突

 浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ第2戦のFCソウル(韓国)戦を控え、27日に試合前日の記者会見を行った。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、リーグ開幕戦やゼロックス杯の戦いで浮上している不安説を一蹴した。

 21日の初戦を敵地オーストラリアで戦った浦和は、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズに4-0と大勝し、勢いに乗るべくホームの第2戦に挑む。昨季は決勝トーナメント1回戦で顔を合わせ、2戦合計1-1で敵地での延長戦に突入。そこから点を取り合う死闘を演じ、最終的には3-3となってPK戦にもつれ込み、PKスコア6-7で涙を呑んだ。

 今季も約2週間前に行われたプレシーズンマッチの「さいたまシティカップ」で対戦しており、ペトロヴィッチ監督は「手の内は知り尽くしている」と不敵な笑みを浮かべた。

「これまでも練習試合で対戦してきた相手であり、昨季もこの大会で戦った。今年に入ってもプレシーズンマッチをしている。お互いのことを分かり合っている対戦相手だ。昨季は残念ながらPK戦の末に敗れてしまったが、常に対戦すれば内容も結果も拮抗する相手だ。試合は非常に拮抗するだろう。お互いに素晴らしいチームであるがゆえに、五分五分に渡り合う厳しいゲームになる。運動量と球際の戦いを高いレベルに持っていかなければ厳しいゲームになる」

 

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