新体制発表のJ1神戸、ポドルスキ獲得へ「10番」を用意 ブラジル人MFがナンバー10から7番に変更

20日に登録31選手の背番号が決定…注目の「10番」は空席に

 ヴィッセル神戸は20日、2017シーズンのコーチングスタッフや登録選手の背番号などを発表したなか、注目を集めたのは「10番」だった。

 登録31選手の背番号が決定し、昨季はシーズン途中に加入のブラジル人MFニウトンが10番を背負っていたが、2017シーズンは7番に変更。その結果、10番は空席となってる。

 今オフ、ガラタサライの元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキに神戸移籍の可能性が浮上し、クラブはポドルスキを迎え入れるために「10番」を用意すると報じられていた。ドイツ代表として129キャップ48得点の実績を持つレフティー獲得に向けて、クラブの本気度が窺える新体制発表となった。

 ガラタサライのレベント・ナツィフォルー強化部長は、「ポドルスキは我々の選手だ。どこにも行かないだろう。中国からの興味はあるが、それ以上ではない」と放出を否定しているが、神戸は粘り強く交渉を進めていく模様だ。

 「ポルディ王子」の異名を持ち、14年ブラジル・ワールドカップのドイツ代表優勝メンバーの1人であるストライカーは、果たして神戸の10番を背負って、今季のJリーグでプレーすることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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