U-19日本代表が悲願のアジア初制覇! サウジアラビアをPK戦の末に下す

U-20W杯出場権を獲得した11人が先発 PK戦は全員が成功させて死闘を制す

 U-19日本代表が、この世代初のアジア王者に輝いた。現地時間30日に行われたAFC U-19選手権決勝サウジアラビア戦は、前後半と延長戦120分間を戦ってスコアレスのまま終了。PK戦の末に勝利した。

 日本の内山篤監督は来年のU-20ワールドカップ出場権を獲得した準々決勝タジキスタン戦のスタメンに戻し、4-4-2システムで決戦の時を迎えた。試合はサウジアラビアの隣国バーレーンで行われるということもあり、サウジサポーターが大挙するなか、前半2分にいきなり左サイドを崩され、MFアイマンにシュートを放たれる。これをGK小島亨介(早稲田大)がかすかに触れて左ポストに直撃し、その跳ね返りを小島が素早く反応してキャッチ。開始早々にピンチを迎えたが辛うじて事なきを得た。

 試合の入りで冷や汗をかいた日本は同6分、後方からのロングボールを小川航基(磐田)が収めて前方に持ち運び、右足で強烈なシュートを放つ。ボールはサイドネットに当たったが、流れをひとまずせき止めた。

 その後は両チームとも縦に素早い攻めでゴール前に迫る展開が続き、同38分にはカウンターから日本の左サイドを突破され、サウジFWアルヤミに飛び込まれたがシュートは枠外に。無得点のままハーフタイムを迎えた。

 

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