ジェグリーニ監督らの動向を「ESPN」が報道

　マンチェスター・シティはジョゼップ・グアルディオラ監督の来季監督就任に伴い、マヌエル・ペジェグリーニ監督の今季限りでの退任を発表しているが、この人事を皮切りに”名将ルーレット”が展開され、その中心になると見られるのがチェルシーとユベントスだという。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

　ペップの就任によってシティを去る形になるペジェグリーニ氏だが、他クラブから引く手あまただという。まずメインターゲットとして狙っているのはチェルシーだ。今季クラブはジョゼ・モウリーニョ前監督を成績不振により解任し、その後フース・ヒディンク氏が指揮を執っているが、オランダ人指揮官も今季限りの任期となっている。

　今季リーグ戦で中位に沈むチェルシーが、プレミアで安定した結果を残すペジェグリーニ氏に白羽の矢を立てるのは、自然な流れだろう。

　その一方でチェルシーはペジェグリーニ氏以外にも、今夏の欧州選手権で退任が見込まれる現イタリア代表監督アントニオ・コンテ氏、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督にも関心を寄せている。アッレグリ監督の代理人であるジョバンニ・ブランキーニ氏は、「48歳の指揮官はユベントスに残る」とのコメントを残しているが、イタリア人指揮官への興味は消え失せてはいないようだ。