セスクが衝撃の告白 アーセナル在籍時に獲得を狙うレアルから「接触があった」

バルサの宿敵が数年に渡り興味を示す

 バルセロナの下部組織で育ったスペイン代表MFセスク・ファブレガス(チェルシー)には、バルサの宿敵レアル・マドリードでプレーする可能性もあったようだ。28歳の天才パサーはスペインの地元紙「マルカ」に対し、「(レアルとの)コンタクトはあった」と、以前に交渉が行われていたことを明かした。

 セスクによれば、レアルが獲得に動いていたのは2011年にアーセナルを退団する以前のこと。バルセロナのカンテラ(下部組織)で育ったセスクは03年にイングランドへ渡り、キャプテンを務める選手にまで成長。その後に愛着ある古巣へ復帰するに至った。そして、その間にバルサと永遠のライバル関係にある“白い巨人”と、接触があったことを認めている。

「数年に渡り、それも異なる会長から接触があった。結局、合意に達することはなかった。確かに接触はあったが、最終的な合意には至らなかった。話は進展しなかったんだ」

 レアルは2000年から06年までの間は、現在もクラブのトップに立つフロレンティーノ・ペレス氏が会長を務めた。しかし、06年にペレス現会長が辞任すると、その後を継いで09年まではラモン・カルデロン氏が会長を務めていた。この会長の入れ替わりが起きた数年の間に、レアルはセスクとの接触を図っていたようだ。

 

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