サウサンプトン吉田が2カ月ぶりの本職でアピール 及第点評価で高まる存在価値

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 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は1日のボーンマス戦で後半から主将DFジョゼ・フォンテに代わって右センターバックとして途中出場し、2-0の完封勝利に貢献した。英地元メディアからも及第点の評価を与えられ、久しぶりの本職でのプレーでしっかりとアピールした。

 サウサンプトンは、前半にMFスティーブン・デイビスとFWグラツィアーノ・ペッレの2得点で前半の内に2-0とリードを奪ってハーフタイムを迎えた。主将のフォンテがハムストリングに問題を抱えたとして、後半開始から吉田を投入。日本代表でレギュラーを務める吉田は、左足の強烈なミドルシュートで勝利に貢献したリーグカップのアストン・ビラ戦に続く2試合連続の出場。また、右サイドバックでの起用が続く中、8月30日のノーリッジ戦以来のセンターバックでの出場となった。

 英地元紙「デイリー・メール」の採点で、吉田は途中出場にもかかわらず及第点となる「6.5」点とまずまずの評価を受けた。吉田とコンビを組み、同紙でマン・オブ・ザ・マッチに選出されたDFファン・ダイクが最高の「7.5」点を与えられ、先制点を挙げたMFデイビスと左サイドバックのDFバートランド、後半に退場処分となったが中盤で存在感を発揮したMFワニヤマが7点で続いた。吉田は追加点を決めたペッレと、その得点をアシストしたMFタディッチ、右サイドバックのDFソアレスと並ぶチーム3番目の点数だった。

 

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