デュッセルドルフをけん引する日本人コンビ、インゴルシュタット戦で全3得点に関与

　ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフの日本代表FW原口元気とFW宇佐美貴史は、現地時間22日のインゴルシュタット戦に揃って先発出場し、二人で全3ゴールに絡み3-0の勝利に貢献した。現地メディアもその活躍に目を細めているなか、日本人コンビは揃って食事会を行ったようだ。原口が自身の公式インスタグラムで2ショット写真を公開し、仲睦まじい様子を見せている。

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　インゴルシュタット戦では前半6分、デュッセルドルフがゴールまで約30メートルの位置でFKを獲得。グラウンダーのパスに反応した原口がペナルティーエリア内に抜け出し、マイナス気味のクロスを供給すると、これをヘニングスが合わせて先制した。同40分には宇佐美の右CKをDFニコ・ギーセルマンが合わせて追加点を奪い、後半20分には再び宇佐美の右CKから好機を作り、ギーセルマンが頭で折り返してDFロビン・ボルムートが押し込んだ。

　日本人コンビが全3得点に絡み、4試合ぶりの勝利で首位の座をキープしている。1部昇格に向けてチームを牽引している宇佐美と原口。今や二人のプレーは現地メディアからも注目の的となっている。

　原口は自身の公式インスタグラムを更新。1点の写真をアップし、OKマークの絵文字とともに「Good day」と記して充実ぶりを表現している。写真では宇佐美と原口が窓際に並んで座っており、一緒に食事を楽しんだようだ。原口の愛犬なども写っており、二人もリラックスした表情を浮かべている。返信欄では「嬉しいツーショット」「素敵!!」「かっこいい」「ステキなショット」などのコメントが並んだ。

　今冬に原口がデュッセルドルフに加わって以降、宇佐美も調子を上げてハイパフォーマンスを披露。3月のベルギー遠征では日本代表にも揃って選出されており、6月のロシア・ワールドカップ出場も期待される。ピッチ内外で“連係”を深めている二人が、クラブと代表の両方でキーマンとなりそうだ。