ブラジル代表、ロシアW杯前の日程決定 6月3日に英国で強豪クロアチアと激突

クロアチアと親善試合を行うことが決まったブラジル代表(写真は2017年11月14日の対イングランド戦)【写真:Getty Images】
クロアチアと親善試合を行うことが決まったブラジル代表(写真は2017年11月14日の対イングランド戦)【写真:Getty Images】

ロンドンで調整後、ウィーンでオーストリア代表との親善試合を経てロシア入りの予定

 ブラジルサッカー連盟(CBF)は現地時間16日、ロシア・ワールドカップ(W杯)に臨む代表チームの大会前スケジュールを発表。新たに、クロアチアと親善試合を行うことが決まった。

 ブラジルは5月28日から6月8日まで、プレミアリーグのトットナムがロンドンに構えるトレーニング施設でキャンプを実施予定。併せて、6月3日にはリバプールの本拠地であるアンフィールドで、クロアチア代表との親善試合を行うことも決定したとCBF公式サイトで発表している。

 ブラジルはその後、10日にウィーンでオーストリア代表と大会前最後となる親善試合を行い、本大会に臨む。

 注目されるのは、パリ・サンジェルマン(PSG)のFWネイマールがどのタイミングで復帰できるかだ。王国の絶対的エースは、2月25日のリーグ・アン第27節マルセイユ戦(3-0)で右足を負傷。右足第5中足骨の骨折が判明し、3月にはブラジルに戻って代表チームのドクターによる手術を受けた。

 ブラジル代表のチッチ監督は、スイスとセルビアが同組に入るグループリーグを鑑みてクロアチアとオーストリアを相手にシミュレーションを行うとみられる。それだけに、ネイマールがこの2試合を欠場すれば、不安を残したまま本大会入りすることになる。

 一方のクロアチアは、本大会でアルゼンチンと同組に入っているだけに、同じ南米の強豪とのマッチメークに成功した形だ。前回のブラジル大会では開幕戦となったカードで、日本の西村雄一レフェリーのPK判定が世界的な物議を呼んだが、本大会前に両者は順調な調整ぶりを見せることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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