浦和、DFマウリシオが劇的逆転弾! 神戸撃破で今季リーグ戦初の連勝、大槻体制で無敗

岩波の同点弾後、マウリシオが後半アディショナルタイムに逆転弾

 しかし、後半に入ると神戸が主導権を握った。前半は無理な縦パスを狙っては浦和にカットされていたが、最終ラインまで何度でも戻すポゼッションで浦和を自陣に釘付けにした。そうしたなかでまずは後半6分、FWルーカス・ポドルスキの右コーナーキックをFWウェリントンが打点の高いヘディングで叩いて同点ゴールを決めた。

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 さらに後半18分には、長いポゼッションを経て右サイドでスピードアップすると、この日がデビューのMF佐々木大樹がドリブル突破。浦和のMF青木拓矢を鮮やかにかわして右足ミドルをゴール左に決めて逆転ゴールとなった。

 そうしたなかで浦和の大槻監督はオーストリア代表FWアンドリュー・ナバウトに続いて、明治大から加入のMF柴戸海を投入してリーグ戦デビューさせた。ピッチ上でシステムは変わらないなかでも、多くの選手がポジションを変えて対応した。

 そして浦和は同27分、MF柏木陽介の右コーナーキックをファーサイドに待ち受けた岩波がヘディングシュート。ふわりと浮いたボールは神戸守備陣の頭を越えてファーサイドのネットに吸い込まれ、古巣相手の貴重な同点ゴールとなった。

 その後は両GKのファインセーブもあり勝ち越しゴールが生まれずに続いたが、後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。浦和は柏木の左コーナーキックを攻撃参加したマウリシオがヘディングシュートでゴールに突き刺し、土壇場で勝ち越し。再逆転に成功した浦和が3-2で勝利し、今季リーグ戦初勝利となった7日のベガルタ仙台戦に続く2連勝を飾った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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