ユーベのD・コスタを手玉に取る完璧なテクニックを披露

　レアル・マドリードは現地時間3日にUEFAチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝のユベントス戦に3-0と敵地で快勝。2得点を挙げたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの超絶オーバーヘッド弾が世界中で話題を呼んでいるが、エースの先制点をアシストし、華麗な足技を見せたスペイン代表MFイスコに大会公式ツイッターがスポットライトを当てている。

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　試合は前半3分、ブラジル代表DFマルセロから縦パスを受けたイスコが左サイドをえぐって中央にクロスを上げ、ロナウドの先制ゴールを演出した。これで、チームとともに勢いに乗った25歳のファンタジスタは同17分に再び見せ場を作る。

　マルセロから受けたパスを左足インサイドで収めると、右側からプレッシャーをかけに来たユベントスのブラジル代表FWドウグラス・コスタに対して、相手が足を出した瞬間を狙って右足アウトサイドで方向転換。変幻自在のドリブラーとして鳴らす男の股をワンタッチで鮮やかに抜き、置き去りにしたのだ。

　CL公式ツイッターは「ワンタッチで彼はいなくなった」と動画付きで紹介。コメント欄には「ファンタスティック・イスコ」「イスコは創造の世界にいる」「マジック」「レジェンド級」「音楽をかけろ！」と驚きの声が上がった。また、ペルーメディア「Depor.com」も「トリノでまさにファンタジー：イスコのエレガントな股抜きがドウグラス・コスタを置き去りにする」と報じている。

　ウェールズ代表FWギャレス・ベイルらポジションを争う相手は強力なタレントばかりだが、イスコは先発起用の期待に応え、きっちりとジネディーヌ・ジダン監督にアピールした。