名手ピルロ、ミランへの特別な思いを告白 「永遠にこのユニフォームに感謝し続ける」
ミランで中盤の底からゲームを組み立てる“レジスタ”として地位を確立
昨季限りで現役を引退した元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ氏が、衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューに登場。キャリアの全盛期を過ごしたACミランについて語り、「永遠にこのユニフォームに感謝し続ける」と語った。
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ピルロは地元ブレシアでデビューし、若くして「子供の頃からの憧れ」だったインテルでプレーした。しかし、そのキャリアで名声を高めたのは皮肉にも同じミラノに本拠地を置くミランと、直接対決が“イタリア・ダービー”と呼ばれるライバル関係にあるユベントスだった。
インテル時代に線の細いトップ下というイメージのプレーで頭角を現し切れなかったピルロは、故郷ブレシアにレンタル移籍。そこで元イタリア代表FWロベルト・バッジョと共闘し、カルロ・マッツォーネ監督からボランチのポジションを与えられたことが転機になった。その後、ピルロはミランで10年に渡ってプレーし、中盤の底からゲームを組み立てる“レジスタ”としての地位を確立する。
ピルロはミランのユニフォームに思うところがあるようだ。
「僕にとってミランのユニフォームは、何か特別なものであり、誇りでもある。なぜなら、サッカー選手として本当に高いレベルにある環境でプレーするのは、あれが初めての経験だったからだ。ミランに10年いたけれど、本当にすべてを勝ち獲るという幸運に恵まれた。僕は、永遠にこのユニフォームに感謝し続ける」
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