乾貴士が築いたエイバルと日本の架け橋 下部組織チーム来日、U-12大会参戦へ
バスク小規模クラブの下部組織が実施する日本遠征に、スペイン紙が注目
リーガ・エスパニョーラのエイバルはスペイン1部で最も小規模なクラブながら、MF乾貴士が所属していることで日本のサッカーファンからの知名度は高まっている。それは育成年代においてもポジティブな要素がある模様で、今月末に静岡県内で行われる大会に出場することになったと、スペイン紙「AS」が報じている。
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同紙は「エイバルのアレビン(11~12歳)チームは春期休暇中、3月30日と4月1日に日本の御殿場というところで行われるコパ・プーマ・トレーロスでプレーすることになった。27日火曜日、日本で過ごすために出発する予定だ」と、下部組織チームが10時間以上のフライトを経て日本遠征を行うことを伝えている。
同大会は2010年から開催されており、昨年度は同じリーガ勢のアトレチコ・マドリードが優勝を果たしている。エイバルによる今回の遠征が敢行されるきっかけには、クラブ初の日本人選手である乾の存在があるようだ。
「2015年にタカシ・イヌイがクラブと契約して以来、エイバルというクラブは日出ずる国と関係性を築き上げてきた。それもあって、今回のU-12大会に招待されたのだ。日本や中国、台湾、韓国のチームに加えて、ドイツのケルン、ブラジルのパルメイラスなども参加する」
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