ドルトムントの公開練習に参加　195cmの大柄な体から巧みな足技を繰り出す

　陸上界のレジェンドであるウサイン・ボルトは、現地時間23日に日本代表MF香川真司が所属するドルトムントの練習に参加。ミニゲームでは選手顔負けの華麗な股抜きを決め、ブンデスリーガ公式ツイッターが「彼と契約しよう!!」と動画を紹介するなど反響を呼んでいる。

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　マンチェスター・ユナイテッドのファンであることを公言し、2017年にはJリーグの川崎フロンターレの練習場にサプライズ登場するなど、サッカージャンキーぶりを示してきたボルト。陸上男子100メートル走の世界記録（9秒58）を保持する“人類最速男”が、プロサッカー選手転身への第一歩として23日にドルトムントの練習に参加した。

　ウォームアップから大きな注目が集まるなか、ミニゲームでボルトは秘めたる才能の片鱗を披露。身長195センチの大柄な体に似合わず、左足裏でボールを押し出して左側から寄せてきたマーカーの股を鮮やかに抜いてみせたのだ。

　英紙「エクスプレス」は連続写真付きで「ウサイン・ボルトが激しいトレーニングセッションの最中、ドルトムントの選手に股抜き」と特集し、「強烈な印象を与えた」と報道。英紙「メトロ」も、相手がアカデミーの選手であること、ゴールを決めたことを伝えている。

　また、ブンデスリーガ公式ツイッターも「彼と契約しよう!!」と動画を公開。コメント欄には、「サーカスのショーだ」「バックヒールをしようとしたんじゃないか」「スピードが素晴らしい」といった声が寄せられた。

　ボルトの圧倒的なスピードは誰もが知るところだが、足技でもアピールに成功したようだ。