日本代表、“仮想セネガル”のマリ相手に前半0-1で終了 初出場の宇賀神が痛恨のPK献上

ハリルジャパン、マリ相手に前半0-1で終了【写真:Getty Images】
ハリルジャパン、マリ相手に前半0-1で終了【写真:Getty Images】

先発した大島が負傷退場するアクシデントも発生

 日本代表は23日にベルギーで“仮想セネガル”としてマリ代表と国際親善試合を行い、前半終了間際にPKで先制点を与え1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は、負傷者が続出している右サイドバックにDF宇賀神友弥を起用した。1988年3月23日生まれの宇賀神は、30歳の誕生日に代表デビューとなった。また、GKには中村航輔を起用し、中盤では主将のMF長谷部誠を軸にMF森岡亮太とMF大島僚太を起用。また、左サイドアタッカーにはFW宇佐美貴史が名を連ねた。

 前半の立ち上がり、日本は高いラインを作りながらギャップが多いマリの最終ラインの穴を突き、背後のスペースでチャンスを作りながら決定機にまでは持ち込まなかった。逆に同9分、中盤のボールロストからショートカウンターを受けて抜け出されたが、GK中村航輔が1対1をセーブして事なきを得た。直後、日本も変わらず不安定なバックラインの裏を突きFW宇佐美貴史のパスにFW久保裕也が抜け出してシュートを放ったが、わずかに枠を外れた。

 徐々に試合が落ち着いていくなかで、同23分には、右サイドの宇賀神から久保、森岡とつなぎ、ショートパスから大島がミドルを狙ったが相手GKがファインセーブ。直後のコーナーキックもゴール前をボールが横切りながら、押し込むことができず。

 そうしたなかで同34分、大島が足を痛めてプレー続行不可能になるアクシデント。筋肉系のトラブルと見られるアクションで、MF山口蛍との交代になった。前半も残り5分を切ったところで、ペナルティーエリア内を横切るこぼれ球に宇賀神がクリアしようと足を振ったが、ギリギリのところで先に相手がボールに触れ、宇賀神の足が相手にヒット。これがPKの判定となり、MFディアビがゴール右に決めて同44分に先制点を許した。日本は0-1のビハインドでハーフタイムを迎えた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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