日本代表に早くも“本田効果” 長友が明かす「どしっとした選手」帰還の好影響

本田の代表復帰で食事の際は“定位置”に戻った長友【写真:Getty Images】
本田の代表復帰で食事の際は“定位置”に戻った長友【写真:Getty Images】

本田の代表復帰で食事の際は“定位置”に戻った長友 「落ち着くなと」率直な思い語る

 日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)は20日、ベルギー遠征2日目のトレーニングを終えると、約半年ぶりに代表復帰を果たしたFW本田圭佑(パチューカ)の存在感について言及。「落ち着く」と率直な思いを語るとともに、本田がチームに与える好影響について明かした。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は、メキシコで好調をキープする本田を昨年9月以来、約半年ぶりに招集。北京五輪をはじめ、日本代表として2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)やブラジルW杯でも共闘してきた戦友の帰還を、長友も素直に喜んだ。

「まず人間的なところ。2008年から、もう10年間やってきているので落ち着きますよね。ホテルに入って、いつも食事は圭佑の前なんですけどね。まぁ落ち着くなと。単純に精神的な部分でも、戦友でもあり、良い仲間だなという感覚がある」

 長友と本田は、代表キャンプ時に同じテーブルで食事を取るのが通例になっているが、本田の前という“定位置”が何よりも落ち着くという。本田の復帰は、長友自身だけでなく、チームにもポジティブな影響をもたらしている。

 その一つが選手に与える刺激だ。とりわけ代表初招集の23歳FW中島翔哉をはじめ、21歳MF三竿健斗など代表歴の浅い若手に対して好影響があると長友は力説。「チームに、ああいうどしっとした選手がいることで引き締まる。若手も良い緊張感が持てると思う」と語っており、早くも本田効果が出始めている。

 長友も経験豊富な本田の代表復帰を歓迎しており、その存在が日本代表にとって一種の“カンフル剤”になっているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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