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「レフェリーと試合は腐敗している」 元レアルMFが“ギリシャリーグ問題”に言及
PAOKのサビディス会長が銃を携帯して乱入し試合中止 リーグも無期限延期が決定
ギリシャ1部リーグで、PAOKの会長が銃を携帯してピッチに乱入し、試合が中止となる前代未聞の事件が起きた。ギリシャ政府はリーグ戦の無期限延期を発表するなど社会問題に発展しているが、かつてレアル・マドリードでプレーしたPAOKユースチームのウルグアイ人監督は「レフェリーと試合は腐敗している」と怒りの言葉を発している。スペインラジオ局「ラジオ・マルカ」が報じた。
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「ここではレフェリーと試合が明確に腐敗しているが、長年にわたり粉飾されているんだ」
このように語ったのは、元アルゼンチン代表MFパブロ・ガルシア氏だった。現役時代に欧州の名門ACミランやレアル・マドリードでプレーした40歳は、PAOKの下部組織監督を務めている。そして、ギリシャリーグの現状について言及している。
「オリンピアコスが過去20年間で18回優勝。他の2回はパナシナイコスが優勝していて、アテネを本拠地とするチームが支配している。タイトルを首都から出すわけにいかないという情熱の表れなんだ」
今回、現地時間11日に行われたAEKアテネとの首位攻防戦でイバン・サビディス会長が銃を携帯して乱入した行為は良くないと認める一方、「試合は盗まれた」と判定に激怒。「FIFAとUEFAは介入し、何かを行わなければならない」と、ガルシア氏はリーグの腐敗こそが最大の問題だと訴えていた。
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