Rマドリードに暗雲 負傷のクロース、欧州CLユベントス戦欠場も

バレンシア戦で負傷し途中交代

 レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースが9日のホーム、バレンシア戦で左の臀部を負傷し、13日の欧州チャンピオンズリーグ準決勝ユベントスとの第2戦を欠場する可能性が浮上した。

 白い巨人の中盤のキーマンがシーズンの大詰めで離脱危機を迎えた。前半22分に右足でミドルシュートを放ったクロースだが、カウンターのピンチで痛みでダッシュできず。相手選手との競り合いで体勢を崩して落下すると、同25分にMFアシエル・イジャラメンディと交代となった。クロースの離脱も響き、試合は2-2のドロー。首位バルセロナとの勝ち点差は4に開き、逆転Vは厳しい状況となった。

 地元紙「AS」によると、クロースは10日に精密検査を受ける予定。「重傷ではなかったとしても、ユベントスとの第2戦出場に関する疑問が出ている」と分析している。

 レアルはすでにクロアチア代表MFルカ・モドリッチが右ひざの故障により長期離脱となっている。敵地初戦で1-2で敗れ、不利な状況で迎えるユベントス戦。モドリッチに続きクロースを欠くことになれば、CL連覇を目指すレアルにとって大きな痛手となりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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