ベンゲル体制「最悪の出来事10選」 近年のアーセナルが味わった最大の屈辱とは?

今季の不振により去就問題が浮上するなか、米メディアが選出

 アーセナルは現地時間4日に行われたプレミアリーグ第29節ブライトン戦に1-2で敗れ、公式戦4連敗を喫した。暗いトンネルの中に迷い込んでいるアーセナルだが、今季で22年目の指揮となるアーセン・ベンゲル監督の去就問題が過熱している。そうしたなか、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、ベンゲル監督が率いるアーセナルがこれまでに味わった「最悪の出来事10選」を発表。2006年UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝での敗戦などが取り上げられるなか、1位には11年のマンチェスター・ユナイテッド戦で喫した2-8という屈辱的な敗戦が選ばれている。

 直近の試合で紹介されているのが、17年のCL決勝トーナメント1回戦でバイエルン・ミュンヘンと対戦した試合だ。9位に入ったこの一戦は、アウェーでの第1戦に1-5で敗れると、ホームでの第2戦も1-5と大敗。2戦合計スコアで2-10の屈辱的な敗戦を喫してしまった。ドイツの絶対王者であるバイエルンに敗れることは必ずしも恥ずべきことではないが、この点差はインパクトの残る結果となっている。

 その他には、09年のCL準決勝でユナイテッドに2戦合計1-4で敗れた試合が5位、そして特定の試合ではなく「これほどまでに長い期間、指揮を執ってしまったこと」が4位にランクインした。

 また06年のCL決勝でバルセロナ相手に先制しながら終盤の2失点で敗れた試合が3位。そして2位には11年のリーグカップ決勝で、その年に英2部に降格したバーミンガムに1-2で敗れたことが入っている。

 

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