今季加入の長崎MF名倉　ルヴァン杯で「初出場・初先発・初ゴール」

　今季J1昇格組のV・ファーレン長崎は7日、ルヴァンカップのグループステージ初戦でヴィッセル神戸と対戦。試合は2-2のドローに終わったが、今季長崎に加入した19歳MFが豪快なゴールを叩き込み、実況も「ゴラッソ！」と絶叫。ファンからも「すげえ」と反響を呼んでいる。

　試合は開始3分、DFチェ・キュベックのゴールで長崎が先制。そして同44分、長崎の19歳MF名倉巧がスーパーゴールを叩き込む。自陣中央から左サイドにボールを展開すると、MF香川勇気が左足でクロスを供給。ペナルティーエリア中央に走り込んだ名倉がそのまま右足を振り抜くと、ボレーシュートがゴールに突き刺さる。実況も思わず「ゴラッソ！」と声を張り上げ、長崎ベンチからもガッツポーズが飛び出した。

　試合はその後、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの2ゴールで2-2ドローに終わったが、長崎の名倉にとってはルヴァン杯初出場、初先発、初ゴール。Jリーグ公式ツイッターでゴール動画が公開されると、返信欄では「すげえ」とゴールを称賛する声から、「嬉しい」と活躍を喜ぶコメントも並んだ。

　名倉は昨季J3のFC琉球でプレー。東京の専修大学へ通いながらプレーする異色のJリーガーとして注目を集め、J3で22試合4得点の成績を収めた。そして今季、J1に昇格した長崎に移籍。初の公式戦出場で決めたゴールは、大きな反響を呼んでいるようだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images