主審が副審にレッドカード!? 歴史に残る“オスカー級”の珍事にリーグ再注目

リーグ公式ツイッターがオスカーになぞらえて“イジリ”

 想定外の事態に、ジョーンズは見てられないとばかりに顔に手をやって苦笑い。しばらくしてマクウィリアム副審がコーナー付近に戻ってくると、トムソン主審は冗談交じりにレッドカードを提示するという珍事が繰り広げられた。

 当時、英紙「デイリー・レコード」は「(キルマーノックの本拠地)ラグビー・パークのラインズマンがタッチラインで嘔吐―そして、レッドカードが提示される」と取り上げ、「レフェリーにはユーモアのセンスが欠けていると思う? 主審のクレイグ・トマソンは笑みを浮かべている」と報じた。英紙「ザ・サン」によれば、3分ほど試合は中断されたが、給水を経てマクウィリアム副審は“職務”に戻っていた。

 SPFL公式ツイッターは、オスカー発表日だった3月4日に当時の動画を投稿。その労と成果を称える同賞になぞらえて“イジり”、再びスポットライトを当てている。マクウィリアム副審にとっては、思い返したくない出来事が再び世に出てしまったかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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