来季マンU移籍のデパイ 恩師V・ファール監督との再会は「大きなボーナス」

W杯以来の共闘

 PSVのオランダ代表FWメンフィス・デパイが、来月の移籍市場オープン1カ月前の現時点で、ユナイテッド移籍で合意に至った。マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、就任以来最大の働きを行ったかもしれない。
 21歳の俊英は今季、PSVのリーグ優勝に貢献。昨年のブラジル・ワールドカップで2得点を挙げ、今季は21ゴールで現時点でリーグ得点王に立っている。オランダでは、「アリエン・ロッペンの再来」として期待を集めている。
 リバプール、パリ・サンジェルマンも獲得に乗り出す中、欧州サッカー界屈指の逸材は赤い悪魔を選択した。そ こには、ファン・ハール監督との絆があったという。
 地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」によると、デパイは「ルイス・ファン・ハール監督と再び働けるということは大きなボーナスだ」と語っている。
 昨年までファン・ハール監督はオランダ代表を率い、前線にワールドクラスのタレントがそろう中、デパイを大抜てき。ブラジルW杯では2得点を決める活躍も見せていた。デパイにとって、オランダ人指揮官は恩師。そして、争奪戦の中からユナイテッドを決めた大きな理由だったようだ。
「すごくエキサイティングで猛烈に忙しい時期だった。たくさんのトップクラブから移籍先を選択しなければいけない。簡単なことではない。最終的には金額ではなく、フィーリングの問 題だった。マンチェスター・ユナイテッドは間違いなく自分にとっての夢のクラブ。すでにマンチェスター・ユナイテッドでプレーしている選手に後押ししてもらう必要もなかった。彼らはポジティブなことばかり話してくれた。他の偉大な選手と一緒に、オランダ人の同僚とプレーできることを楽しみにしている」
 ユナイテッドにはFWロビン・ファン・ペルシー、昨季アヤックスから獲得したMFダレイ・ブリントといったオランダ代表がすでにプレーしているが、デパイの加入で3人目となる。
 ユナイテッドは、現在2001年以来となるリーグ3連敗で終盤戦に調子を落としている。残りリーグ戦3試合を残し、UEFAチャンピオンリーグに進出できる4位につけているが、5位リバプールとの勝ち点差は4に迫って いる。2年ぶりのCL出場に向け、オランダの至宝獲得を追い風にしたいところだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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