レアルとベイルの蜜月関係終焉へ 今夏の退団に現実味「限度を超える要因は負傷歴」
加入以降、出場可能な試合の3分の1を欠場 機関紙がクラブの売却決断を報道
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルは2013年からレアル・マドリードでプレーするが、5シーズンに渡る“白い巨人”でのキャリアはついに終焉を迎えるかもしれない。レアルの機関紙としても知られるスペイン紙「マルカ」は、今夏に28歳のレフティーが放出されると報じている。
今季も負傷により戦線離脱が目立っていたベイル。昨年12月に行われた宿敵バルセロナとのエル・クラシコ(0-3)に出場して以降はリーグ戦9試合で4得点を決めているものの、大きなインパクトは残せていない。エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドら主力を温存して臨んだ21日のレガネス戦(3-1)でも先発落ちとなるなど、チーム内での序列は下がりつつある。
マルカ紙はレアルが苦境のベイルを今夏に売却することを決めたと報じるなど、次の移籍市場での退団が現実味を帯び始めた。
記事では「限度を超える要因となったのは、おそらくベイルの負傷歴」と指摘されている。ベイルはレアル加入以降、25度の怪我を繰り返し、合計78試合を欠場している。これは出場の可能性のあった試合の約3分の1にも及ぶという。
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