バルサFWスアレス、審判へ怪奇行為 “悪童ぶり”健在に英紙唖然「決して変わらない」

追加副審に異議を唱えた直後、当てつけのように副審を指差してイエローカード

 これぞルイス・スアレス――。そんなプレーがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦、チェルシーとの敵地第1戦で披露された。かつてスアレスがプレーした英国のメディアが、その変わらぬ悪童ぶりに注目している。

 0-1で迎えた後半30分、スアレスは相手ペナルティーエリア内でドイツ代表DFアントニオ・リュディガーに倒されたが、審判はノーファウルと判定。これに激怒したウルグアイ代表FWはライン際の追加副審に対して異議を唱えていた。

 その直後、チェルシーのデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンのパスミスからアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの同点弾が生まれたが、ゴール直後にスアレスはさらに当てつけのよう追加副審を指差して笑みを浮かべていたという。この行為でスアレスにはイエローカードが提示されている。

 これ着目したのが英紙「デイリー・ミラー」だ。「チェルシー戦でメッシがゴールを決めた後に、ルイス・スアレスは最もルイス・スアレスな行動を起こした」と特集。一連の行動は、過去に噛みつき行為で長期出場停止処分を受けたストライカーがまたも議論を呼ぶことになった。

 記事は「決して変わらない、ルイス。決して変わらない」と半ば諦めとも取れるフレーズで締めくくられている。

 2014年、プレミアリーグ得点王の看板を背負ってバルセロナへ渡り、新天地でもゴールを量産しているスアレス。その高い決定力だけでなく、その悪童ぶりも健在のようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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