「“聖イニエスタ”の再降臨」と現地紙絶賛! 9年前の伝説弾に続く大仕事に「名手だ」

CL16強のチェルシー戦、0-1で迎えた終盤にメッシの同点弾をアシスト

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、スタンフォード・ブリッジで行われたチェルシー対バルセロナの第1戦は、1-1の引き分けに終わった。先制点を許したバルセロナを救ったのはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの一撃だったが、それをアシストしたのはスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ。9年前の同じ会場での劇的な決勝ゴールに続く大仕事に、地元メディアは“聖イニエスタの再降臨”と湧いている。

 試合は後半17分にブラジル代表MFウィリアンのコントロールショットでチェルシーが先制。そしてアントニオ・コンテ監督が敷いた鉄壁の守備ブロックが、バルサ攻撃陣に決定機を与えない展開となったが、同30分にチェルシーの最終ラインでの横パスがずれ、これをイニエスタがかっさらう。ペナルティーエリア内左に侵入しマイナス方向にラストパスを送ると、メッシが冷静に左足で流し込み、貴重なアウェーゴールをゲットした。

 このゴールはメッシにとって、チェルシー戦9試合目にしての初ゴールとなったが、エースの活躍以上に絶賛されているのはイニエスタだ。

 バルセロナの贔屓紙「スポルト」は、「“聖イニエスタ”がスタンフォード・ブリッジに再降臨」とのタイトルで、試合直後の「チェルシーは素晴らしいチームで強かったよ。それでもボールを保持し続けて、それを生かせた」とのコメントを紹介している。

 

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