マンCが敵地でもボール支配率69%と圧倒! 円熟の“ペップ流”でCL16強バーゼルに4-0先勝
ギュンドアンの2ゴールなどで快勝、ベスト8進出をほぼ手中に収める
プレミアリーグで圧倒的な強さを見せるマンチェスター・シティが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント初戦でもその破壊力を見せつけた。現地時間13日に行われたバーゼル(スイス)との第1戦で、MFイルカイ・ギュンドアンの2ゴールなどで4-0と快勝した。
シティは今季プレミアで27試合を戦いわずか1敗、総得点79と圧倒的な強さを見せているが、欧州の舞台でもそれは変わらなかった。前半14分に左CKをMFケビン・デ・ブライネが蹴り込むと、ニアにいたギュンドアンが頭で合わせて先制に成功した。
シティはこの4分後、MFラヒーム・スターリングの抜け出しからのクロスに、MFベルナルド・シルバがボールコントロールしてからのボレーであっさりと追加点をゲット。そして23分にはルーズボールを拾ったFWセルヒオ・アグエロがペナルティーエリア手前で迷うことなく右足を振り抜くと、地を這うシュートがゴール左へと収まり3-0。前半だけで試合をほぼ決めた。
後半に入って以降もシティ優位の時間帯が続くなか、同8分にはペナルティーエリア左手前でボールを受けたギュンドアンが、相手DFを巧みにかわしてシュートを放つ。鮮やかな弧を描いたシュートはゴール右上に収まり、決定的な4点目を奪った。
バーゼルの戦意を奪ったシティは、その後も試合の流れを完全に掌握。UEFA公式サイトのデータによると、シティの支配率は69%と敵地ながらバーゼルを圧倒しており、“ペップ・スタイル”の円熟を感じさせる。クラブにとって悲願の欧州制覇へ、まずは準々決勝進出をほぼ手中にしたと言っていいだろう。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images